己の心は忌わしく 自らの心は息たえだえ 奴の心は怒る 今は心を念じ 次の心は恣(ほしいまま)にし 中の心は忠(まごころ)で 亦の心は恋しく 耳の心はなぜか恥だ 物の心は惣 音の心は意 士の心は志 田の心は思 串の心は患 亜の心は悪 徴の心は懲 欲の心は慾 休む心は恷 能の心は態 恕は心の如く 忿は心を分け 懲は心を徴し 懸は心に縣る 心の上の刃を忍び 心の上の台で怠ける 悲しいのは心に非ず 忘れるのは心が亡いからだ 門のなかの心は悶え 若い心に惹かれ 秋の心は愁い 相手の心を想う